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8.統合する思考過程のカタチ6 (1~5までのまとめ))

カテゴリー:服部隆幸のPINOSOLAブログ
17.06.26

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PINOSOLAマガジン第一章 旅立つ前に立ち寄る世界
8.統合する思考過程のカタチ6 (1~5までのまとめ))
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読者の方から、二つの指摘がありました。一つは哲学書を読んでいるようで難解だというご意見。
二つは、統合作業は顧客戦略、営業活動、マーケティング(以下「マーケティング等」と言います)の中でどの位置を占めるのか明確に示して欲しいとのご意見です。本号では、今までのまとめと題して以上の二点について説明をいたします。

まず、本メールマガジンの目的は、大きな変革期にあって私が長く経験している「マーケティング等」についてまとめたいということと、できれば後継者に引き継ぎたいということです。
まとめるにあたっては、樹に例えると根の部分と、幹の部分と、枝葉の部分がしっかりとつながるような手法をつくろうと考えました。その理由は機械学習にすぐに移行でき、AIにも移行できるようにつくるという前提がありました。

それと一番大事なことですが、普遍性あるものにつくるということでした。訪問ビジネスにも、店舗ビジネスにも、ネットビジネスにも共通した、もっと言えば人間同士の関わり合いすべてに適合する手法をつくろうということでした。

私は、中学生のころから「諸学の元は哲学にあり」と教えられ、この教えを信じていましたので、哲学から紐解こうと手を付け始めました。

数字ゼロの概念を発見したのは確か13世紀のインドです。なぜインドが日本の鎌倉時代にゼロを発見できたのかと言いますとインドは仏教の発祥地です。釈迦が没して三百年~四百年経過すると(紀元百年ころ)、いつしか保守的な教えということになっていきました。そこで新たな仏教の考え方、釈迦の教えを大勢の僧侶が議論して哲学的な発展を産み出しました。これが大乗仏教で、仏教の宗教改革であったわけです。
はじめに生まれた大乗仏教が般若経です。直接的に釈迦が言い残した言葉ではないので、大乗仏教は仏説般若経などと「仏説」という用語を経名の頭に加えています。
般若経はたくさんありますが一番短いのが般若心経です。般若経の根本的な教えは「色即是空…森羅万象一切は空である」「空即是色…空とは森羅万象一切である」です。色とは形而上、形而下にある森羅万象を指します。

般若経の空と数字のゼロと同じ意味を持ちます。例えば10の0が何もなければ1になってしまいますが10は1ではありません。10の0には無限に近い数字の組み合わせが押し込まれています。どういうわけか、そんなことも知っていましたので大乗仏教での仏説も哲学の範囲に加えました。この5年間は、かつてない学びの期間でした。知れば知るほどわからないことが増えてくる期間でした。

そんなわけで哲学的で難解だとおっしゃるのは以上の経緯をたどって生まれたメソッドだからです。だからと言って難解な文章は読む人に伝わりませんから、分かりやすく表現することは、私の務めと思っております。

次に、「マーケティング等」とは何かを考えました。何かとは、どの理論で解決できるのかということを含みます。「マーケティング等」とは突き詰めれば人と人の対立から協調を産み出すものであると気付きました。

ここで多元論、二元論、一元論が出てきます。
価値多元論とは、人間社会では多様な価値がある。人生いろいろというわけです。ここに対立を持ち込みますと価値の衝突が生まれます。衝突はせめぎあいの戦いになり最後は悲劇が生まれます。悲劇は防ぎようがないとする論です。

二元論とは、勝つか負けるか、男か女か、大人か子供か、昼か夜か、オモテかウラかと二つに分ける論です。

一元論とは、一つの原理ですべてを説明しようとする論です。地球は一つ。国境は政治的な線。鳥は自由に行き来する。民族も人間に違いはない。このような論です。

ところがもう一つ別な論があるのです。それは解釈多元論です。
これは、解釈を以って価値多元論を認め全体を統合し統合したいものに近づけることによって対立を防ぐという考えです。

私が設計したメソッドは、プラットフォームは原理原則に基づく一元論的な考えです。とはいえ、変化に対応できずにシステム自体がついていくことができなければ一元論的な考えは崩壊してしまいます。そこでこのメソッドは解釈多元論をベースに組み立てています。
つまり、二項対立構造に持ち込まないように統合をし続け、最終的には目的を一致させるという考え方をしています。

統合し差分を見つけ再統合することによって「こんなの使えない」「古くなって使えない」などを防止するこの手法は設計前の企画段階から各部分詳細設計の各所で使うことができます。

私は、2000年当時SFAがアメリカから輸入された直後、説明会を聴いてこれは日本では使えないと直感的に思いましたし、公言も致しました。その後もいろいろな折りにこれは使えないと思いました。今でもWebマーケティングやMAなどは問題山積だと思っています。CRMを導入したがただのDM発行機になってしまったなど、このような話はたくさん転がっているわけです。
しかし、本号で説明した視点で見直すと、過去から連綿と続いているマーケティング系システムと現場との統合作業が実は全くなかったことが最大の原因であることがわかります。

次号は、行動について深堀をいたします。
(本文2070字 次号へ続く)
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